ペットのお葬式で土葬を選択するとしたら何に注意すればいい?

昔は普通に行われていた土葬

昔から犬や猫などのペットを飼っている人はたくさんいましたが、今のように亡くなったからといって立派な葬式を行う人はそれほど多くはありませんでした。
まったくなかったわけではありませんが、家で飼われていた家畜と同列に扱われていたからかもしれません。
今は家族同様に接している飼い主さまが多いため、家族として送りたいと願う方が多くなったためペットの葬式に注目が集まっているのでしょう。

葬式といっても難しく考える必要はありません。
天国に送り届けたいという祈る心を持ち、適切な対応をすればそれが葬送になります。

最近は火葬をされる方が多くなりましたが、昔は土葬にするのが普通でした。
称名や題目など祈る言葉を唱えつつ埋葬すれば、それがそのまま葬式になったわけです。
人間自身が土葬が主だったわけですから、飼い犬や飼い猫を火葬にするという発想がなかったのでしょう。
昔はそれぞれの家の敷地が広く、庭先に埋葬するのもそれほど難しいことではありませんでした。

たとえ借家であっても長く済み続けることが前提のため、大家さんもうるさく言うようなことはありませんでした。
それで、1970年代ぐらいであれば土葬にするのが一般的だったのではないでしょうか。
自分所有の土地に埋葬するのは法律的にまったく問題ありませんから、今でも庭に埋葬される方は少なくありません。

それでは、ペットの葬式で土葬を選択したとしたら、どのようなことに注意すればいいのでしょうか。

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土に埋葬する時の注意点

土に埋葬する場合は、必ず自己所有の土地に埋葬しましょう。
自己所有の土地であれば、庭でなくても山林などでも埋葬することはできます。

埋葬するための穴は1メートルほどは掘りましょう。
土で密閉されるとそれほど臭いは気にならないはずですが、それでも虫がたかったり野良猫やカラスなどに掘り返されたりしたらかわいそうです。
1メートルほども掘れば、日常見かけるような小動物では掘り返すことはできません。

ダンボールなどに安置して埋葬してあげれば、好きなものと一緒に埋めることができます。

ダンボールなど箱を用意できない場合は、タオルなど下に敷くだけでもずいぶん違います。
直接土を被せるのは可哀そうだと思われるなら、上にタオルなどを被せて土が直接当たらないようにしてあげてください。
穴に安置することができたなら土を埋め戻します。
どこに埋葬したかハッキリわかるように、土を盛り上げて埋め戻すことをおすすめします。
いわゆる土まんじゅうと呼ばれる形です。

なるべく土を盛っておけば、埋土が下がってしまってもどこに埋めたかすぐに判断することができます。
埋土は時間が経つとどうしても下がってくるため土を盛っておくことは大切なことです。
墓石代わりに少し大きめの石を乗せておけば、埋めたことを忘れることはないでしょう。

その石に名前を書いてあげれば立派な墓石になります。
土に埋葬する時に必ず覚悟しておきたいことは、何があっても掘り返さないことです。

せっかく埋葬したのに掘り返してしまっては可哀そうなことになってしまいます。
掘り返すかもしれない場合は、土葬ではなく火葬されることをおすすめします。

なぜ掘り返してはいけないのか

勘違いされている方が多いようですが、埋めたとしてもすぐに土に還るわけではありません。
自然に還そうと土に埋めたとしても、土になるまでには長い長い年月が必要です。
小さなペットでも土に還るまでに30年から40年かかることもあります。
土で密閉されたことでミイラ化してしまうこともあります。
家を建て替えるために掘り起こしたらそのままの姿で出てきたという話もあるくらいです。
それでは掘り起こした人もビックリするでしょう。
もし掘り起こす可能性があるのなら火葬を選ぶことをおすすめします。
どちらにしてもペットがゆっくり眠れる方法を考えてあげてください。